白血病治療において欠かせないもののひとつが輸血です。抗がん剤治療を受けることで、骨髄抑制が起こり、血液細胞の生成が著しく低下します。そのため、赤血球や血小板の数値がどんどん減少し、必要に応じて輸血を行うことが必要不可欠です。私も治療中、幾度となく輸血を受けました。
最初に輸血を受けた時、思いがけないことで驚いたのは、血小板製剤の色でした。輸血というと、「赤色」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、血小板は黄色い色をしているのです。この色を目にした瞬間、少し戸惑う感情が湧きました。赤血球の輸血を受けた際には、「赤!」という強い印象があったのですが、血小板はそのイメージと大きく異なり、予想外の色にびっくりしました。
また、血小板には副作用が出やすいこともあり、私は毎回発疹が出てしまっていました。そのため、アレルギー反応を防ぐために、抗アレルギー剤を投与してもらう必要がありました。これがまた、眠気を引き起こし、毎回うとうとしてしまうほどでした。それでも、治療が進んでいく中で、体に必要な血液が供給されていることに、心からの感謝の気持ちが湧いてきました。
私が治療を受けていた期間に、輸血や献血がどれほど重要かを改めて実感しました。白血病患者が治療を続けるためには、献血してくれる方々がいなければ成り立たないという現実を、痛感しています。献血者が提供してくれる血液は、単なる物質ではなく、患者に命を与える大切なものだということが、身にしみてわかりました。
私は治療を終えた後、いずれ献血をして誰かを助けたいと思いましたが、一度でも輸血を受けてしまうと、自分自身が献血することができません。そのため、どうしてもその気持ちを直接行動に移すことができないというもどかしさがあります。それでも、輸血を受けたからこそ、今度は誰かを支えたいという想いは強くなりました。
献血者の皆さんがどれほどありがたい存在であるか、そしてその思いを背負いながら、私はこれからも自分ができる形で人を支えていけるように、日々を過ごしていきたいと思います。
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