【白血病や癌】再入院の日の気持ちの整え方 ― 落ち着いて過ごす初日のアドバイス

コトバ

前回のブログで、再入院が近づくと気持ちが落ち込んだり、病院に向かう道中で気持ち悪くなって吐いてしまう患者さんがいることをお伝えしました。再入院が迫ると、どうしても不安やストレスを感じてしまうことがあると思います。そんなとき、少しでも心を楽にするために、私が実践していた考え方をお伝えしたいと思います。

「これからまた治療が始まる。だけど、再入院初日にすぐに抗がん剤を投与されるわけではない。」ということを思い出してみてください。再入院の日は、すぐに治療が始まるわけではなく、まずは入院手続きをして、病棟に慣れて、落ち着かせる時間が必要です。そのため、最初は慌ただしく過ごすことになりますが、「まずは落ち着くことから始めよう」という気持ちを持つことが大事です。

再入院日は、いろんなことが目の前に立ちはだかります。再入院の手続き、無菌病棟という隔離された部屋に戻る不安、そして部屋が2人部屋か1人部屋かという気になる点もあります。もし2人部屋だとしたら、相手がどんな人か気になることもありますよね。その後、ベッド回りの整理や着替え、治療の説明など、慌ただしく時間が過ぎていきます。

そして、ある程度慣れてくると、再入院に対する落胆が再び押し寄せてくることもあります。その時は、無理にその気持ちを抑え込まず、少しでも気を楽にする方法を取り入れてみましょう。

例えば、病棟内で散策をしてみたり、スマホやパソコンで何かに没頭したり、読書をしたり、ゲームをしたりすることで気を紛らわせることができます。自分にとって気がまぎれることを見つけ、初日は少しでも楽な気持ちで過ごすよう心掛けてみてください。治療が始まってからの気持ちの持ち方にもつながるので、初日を少しでも穏やかに過ごすことは非常に重要です。

最初の一歩として、焦らず、自分が気持ちを楽にできることをして、心を落ち着かせる時間を作ること。それが再入院を乗り越えるための一つの方法です。焦らず、リラックスした状態で再入院生活をスタートさせるためにも、気持ちを少しでも楽にしていきましょう。

ちなみに、私は、よく治療中、ナンプレをやってました。そのことだけに集中できるからです。

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