白血病の治療終了後は、経過観察期間の5年を乗り越えなければいけません。
つまり再発との闘いですね。
特に統計上は、治療終了後2年間が、再発の可能性がかなり高くなる期間と私は主治医の先生から言われていました。
そのため、私は以前紹介した、バナナやがごめ昆布、ブロッコリーなど抗がん作用のあるを積極的に食べるようにしていました。
※抗がん作用のある食べ物の記事はこちら
→ バナナの抗がん作用
→ がごめ昆布の抗がん作用
→ ブロッコリーの抗がん作用
そして、今回紹介するのは、アボカドです。
アボカドに含まれる「アボカチンB」という成分が、急性骨髄性白血病(AML)のがん幹細胞を選んで死滅させることが、カナダの研究で判明しています。(出典:ウォータールー大学 / 2015)
急性骨髄性白血病(AML)は、進行が早くて治療も難しい血液がんのひとつ。
でも、アボカチンBは、“がん幹細胞”にピンポイントで働きかけます。
がん幹細胞は、治療しても再発の原因になる厄介な存在。
アボカチンBは、正常な細胞を傷つけず、がん幹細胞にだけ作用する。
それが大きな希望なんです。
アボカチンBは、正常な細胞には影響せず、“がん細胞だけ”をターゲットにするのが特徴。
もちろん「アボカドを食べればがんが治る」という話ではありません。
でも、“身体を整える”味方として、すごく心強い食材なんです。
現時点ではこの効果は、AML(急性骨髄性白血病)限定とされています。
他のがんに対しては、まだ研究中。でも──アボカドには、まだ力があります。
アボカドには、他にも
・グルタチオン(抗酸化作用)
・ビタミンE(免疫力UP)
・食物繊維(腸内環境改善)
など、がん予防に嬉しい栄養が豊富
つまりアボカドは、
「がん細胞に直接作用する可能性」と「がんを遠ざける栄養サポート」
両方の面から、身体を守ってくれる食材です。
私は経過観察期間中に、このニュースを見てから、定期的にアボカドを食べるようにしていました。
がんと闘うあなたへ。
不安な日々の中でも、
ひと口のごはんが心の支えになることが、きっとあります。
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