【白血病や癌】負担が大きい家族を支えるもの

コトバ

支える側の家族の負担

寛解導入療法2回目に突入して、改めて感じるのは、闘病者にとって支えてくれる家族の存在の大きさです。闘病中、どうしても注目されがちなのは患者本人ですが、実はその支える側、特に家族の負担は計り知れません。白血病をはじめとする長期治療を必要とする病気では、患者のサポートをする家族の心身の負担も非常に大きいのです。

白血病の治療を受けていると、長期の入院が必要になります。家族は、仕事を休まざるを得ないことが多く、金銭面での不安や、毎日のようにお見舞いに行くための時間と労力も大きな負担です。さらに、免疫が著しく低下した患者をお見舞いに行く際には、感染症に対するケアも欠かせません。加えて、患者が退院する際に家の衛生面に気をつける必要もあり、その準備に追われることもあります。もちろん、何よりも心配なのは患者の容態です。こうした多くの負担を抱えながら、家族は患者を支え続けます。

私の妻も、毎日お見舞いに来てくれました。住んでいる場所から病院まで車で約1時間かかり、山越えもあるのでそれだけでも大きな労力になります。その上、面会時間が20時までなので、20時に病院を出発し、帰宅する頃には21時を過ぎていました。帰宅してから食事を作り、食べ、そしてお風呂を済ませると、気づけば22時を過ぎている日々。こうした日常の中で、妻には身体的にも精神的にも大きな負担がかかっていたことは想像に難くありません。

支える家族の負担を軽減してくれるもの

そこで、少しでも家族の負担を軽減するために、頼れるものがあるなら頼ることも大切だと私は思います。例えば、帰宅後の食事をどうするか。毎日忙しくても、帰宅後すぐに食事の支度をするのは大変です。そのため、外食やコンビニの弁当、冷凍食品に頼るのも一つの選択肢です。しかし、栄養面が心配だと感じることもあるでしょう。私もそう感じていました。

宅食やミールキット

栄養面という点では、宅食やミールキットは選択肢としてオススメだと思います。これらのサービスは、白血病のような長期にわたる治療中、毎日夜、自炊することが負担に感じる家族の負担を軽減するだけでなく、栄養バランスが考慮された食事をすぐに食べることができます。

ミールキットは、食材があらかじめセットされているため、必要なものをサッと準備することができ、栄養士さんがメニューを作成しているケースもあり、栄養バランスも考えられているので、健康面にも配慮されています。

宅食サービスでは、手軽に栄養のある食事が届き、毎日健康的な食生活を維持するのにとても役立ちます。メニューもいくつかあり、こちらも栄養士が監修している場合も多く、食事が栄養的にバランスよく提供されるため、患者本人だけでなく、家族も安心して食事を楽しむことができます。ミールキットとの大きな違いは、宅食サービスはすでに調理された食事が届く点です。調理の手間がなく、そのまま温めて食べるだけなので、料理が苦手な人や時間がないときに最適です。また、冷蔵または冷凍で届くため、食材の新鮮さも保たれ、常に美味しくて健康的な食事を摂ることができます。

このように宅食やミールキットは、「作る時間がなかなか取れないけど、栄養はしっかりと摂りたい」という闘病者を支える家族に、選択肢としてオススメの一つだと思います。

入院中は、家族もどうしても気力が削がれやすいですが、少しでも家族のサポートが軽減されることで、心にも余裕が生まれるはずです。こうしたサービスをうまく活用して、家族全員が少しでも楽になることが、患者だけでなく、支える側の心の健康にもつながるかなと思います。

いくつか、ミールキットと宅食情報を共有しておきます。
宅食です。↓

 

ミールキットです。↓

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