【白血病や癌】命と心に寄り添う人たち─看護師という存在への感謝

コトバ

病気と向き合う日々の中で、私が心から「すごい」と感じた存在があります。
それは、病棟で毎日私たち患者を支えてくれている看護師さんたちの存在です。

私が入院していた病院は、教育体制がとても整っているところでした。
だからなのか、若い看護師さんもベテランの方も、皆さん驚くほど的確で、迅速で、そして親切でした。

血液がんの治療は、長期にわたることが多く、検査や点滴の回数もとても多くなります。
何度も点滴針を刺されるうちに、血管が細くなったり、針が入りにくくなったりすることもあります。

それでも、的確に点滴針を入れていく姿はさすがの一言。

もちろん、中には、針がうまく入らないことで患者さんからきつい言葉を浴びせられる場面にも遭遇しました。
それでも、看護師さんたちはめげることなく、冷静に、そして丁寧に対応していたのです。
その姿には、ただただ頭が下がる思いでした。

看護師という仕事は、表には見えない部分での精神的な負担もとても大きいと思います。
命と隣り合わせの現場で、絶えず集中力が求められ、夜勤もあり、体力的にも相当きついはず。
それでも、私が治療を受けていた病院の看護師さんたちは、マスク越しでも分かる笑顔で接してくれました。

忙しい合間にも、患者の様子を気にかけ、声をかけてくれたり、
そのたったひとこと、たった数分が、どれほど患者の心を救ってくれていたか、言葉では言い尽くせません。看護師さんたちの手によって、何度も患者が気持ちを立て直している姿も見ました。

「看護師って、ほんとうにすごい仕事だな」
心からそう思います。

私たち患者の命を支えるだけでなく、心にも寄り添ってくれる看護師さんの存在。
その姿勢に、私は何度も励まされ、救われてきました。

この場を借りて、改めてお礼を伝えたいです。
本当にありがとうございました。

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