私が入院していたガンセンターは無菌病棟で、治療中の白血球数が大きく低下するため、感染症のリスクが非常に高くなります。そのため、面会には厳しい制限がありました。病院のルールとして、原則的に2親等以内の親族のみが面会でき、さらに面会者の人数も2名までという制約がありました。
例えば、妻と母が面会に来るときには、父は病棟外で待機しなければならないという状況でした。
以前のブログでも書きましたが、私は白血病の診断を受けた際、友人たちに白血病であること告げていました。
そのため、友人たちに面会制限のことも伝えていました。
友人たちは「何かできることがあったら言ってね」「面会に行きたい」という温かい言葉をかけてくれました。
仮に友人たちが面会に来てくれた場合、私の白血球数が回復していれば、私は病棟外に出て、友人と面会することができましたが、もし白血球数が低い場合は、ドア越しで電話をしながら会話をすることになります。実際、私は何度もそのような形で友人と電話越しに話しました。どんなに状況が制限されていても、声を聞くこと、そしてその温かい言葉を交わすことが、心の支えになりました。
そして、何よりありがたかったのは、地元から遠く離れた病院まで、私のために足を運んでくれる友人たちがいることでした。面会に来てくれること自体が、心の中で大きな支えになり、どれだけ感謝しても足りないほどでした。家族や友人たちが遠方から来てくれるたびに、改めて自分が支えられていることを実感しました。
病室で過ごす日々は孤独と不安が付き纏うものですが、少しでも誰かと顔を合わせ、直接会話をすることで、心が軽くなり、前向きな気持ちを保つことができました。面会制限がある中でも、病棟の外で声を掛け合えるだけで、こんなにも大きな力になるのだと、改めて感じました。
入院中、病院の規則で制限された環境にいたとしても、その中でも支え合い、繋がりを感じることができるのは、本当に大きな力だと実感しています。治療の過程で感じた温かい支えが、私を前向きにさせ、日々の治療を乗り越える力となったのです。
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